正解主義の教育が子育てを苦しくしている!

正解主義の教育が子育てを苦しくしている!

子育てに悩むお母さんのお話を聞いていると、

「うちの子〇〇じゃないんです」

「うちの子は〇〇が出来なくて・・・」

という内容が多いです。

これは、何かと比べて、誰かと比べて、それに対して我が子は出来ていないということを表していますね。

その何か、や、誰か、が出来ていること、やっていることは果たして正解なのでしょうか?

学校教育では、「正解」をいかに正答率高く言い当てるかに焦点を当てられていると思います。

私はこれにとても疑問を感じています。

もちろん、問題を解いて正解したら嬉しいです。でも、その嬉しさを持続させるにはずっと正解しつづけないと満足感は得られません。しかも、正解していないと意味がないのです。

対して、子どもたちが公園や、校庭の隅の方なんかで、別に目的もなくただ、わーっと遊んでいる時に目をキラキラしてる瞬間、それはその瞬間の行動や自分の好奇心に満足しているわけであっていちいち正解を求めたりしていないと思うのです。

世の中に出て必要なことってなんでしょうかね。

目的を持って正解を求め、そして成果を出していく、うん、とても大事。仕事でもそれは大事ですよ。

でも、子育てってそもそも正解が設定されていない問いであり、超ロングランのプロジェクトです。

だからそこにいちいち、正解を求めるとしんどくなると思うのです。

でも実際は、育児書と違う、同じ月齢、年齢(クラスの子など)と比べると、(それが正解やモデルケースだと思い込んでしまう)我が子ができていないことに実に悩んで、不安になり、結果、子どもに「どうしてできないの?」などと言ってしまうことがあるのではないかと思います。

これは学校の「正解主義」の教育の弊害だろうなと思っています。

そりゃしんどくなりますって。。。

もしこれを読んで「私もそうだったな」と思っていたら、その枠を取っ払ってみてください。

子どもと過ごす時間はあっちゅうまです。(ほんとに、😭)

その貴重な時間を、何かと、誰かと比べて悲観しなくても大丈夫です!

色々寄り道するように、好奇心をもって、お子さんと一緒に、その瞬間を楽しんでその過程をにっこり笑顔で、褒めてあげてください。そして、お母さん、ご自身もぜひ褒めてあげてくださいね。

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