【一流の大人に教えてもらったこと】

【一流の大人に教えてもらったこと】

〜中学生がチャレンジ!夏祭りでお店を経営しよう〜プロジェクトでの売上金13,000円を11月28日に一般社団法人日本障がい者サッカー連盟へ届けに行ってきました。

代表理事はサッカー元日本代表選手の北澤豪さん。

プロジェクトに関わってくれた子どもたちは全員サッカーをしているので、売上金の使い途をを話し合ったときに「募金しよう!」と言い出し、満場一致。しかし、募金といってもどこに募金すればいいのだろう?子どもたちは悩みます。

自分たちが知っている募金先をそれぞれ出し合ってみたものの、なぜかピンとこない。

「俺たちが募金した後どういう風に使われてるかさっぱりわからない」「大きな募金先はみんなが募金するからなあ」「どうせなら好きなサッカーに役に立てる方がいいのでは」などなど議論をしていくうちにどんどん明確になっていきました。

そのうちに「俺のお父さん、目の不自由な人のサッカーで試合したことがあるって言ってた」という子がいて、それまでずっと見守っていた私は、「じゃあ、検索で、サッカー 障がい者 って探してみよう!」とサポートし、そこから「日本障がい者サッカー連盟」にたどり着きました。サイト内の動画を見せたらそれまでワイワイガヤガヤだった反抗期真っ盛りの子どもたちが、静止・・・・。

「これだ!」と満場一致!(二回目)

そんな目的があったからこそ、子どもたちは最後まで色々と協力をしながら売り上げを上げることができたと思っています。

大変ありがたいことに知り合いを通して北澤さんに直接お渡しできることになり、子どもたちと行ってきました。

待っている間、ドアが開いて人が入ってくるたびに顔が固まる子どもたち。そしていよいよご本人が入っていると目をキラキラさせていました。

とても気さくな方で、子どもたちの話を色々と聞いてくださいました。そんな子どもたちに2つのアドバイスをいただきましたのでご紹介させていただきます。

 

《楽しいと思うことは一番大事》
*北澤さんはサッカーの練習を辛いと思ったことは一度もないそうです。楽しくないとやる意味がない、続かないとも。この言葉は決して「楽しいこと=楽なこと」ではなく、どんな状況においても「楽しいことに変換すること」ではないかと思いました。
《やる続けることの大切さ》
*日本代表になった選手は全員が「ずっとやり続けてきた人」だそうです。これは練習に限らず、他のことも同じなのだと思います。子どもたちにはサッカー日記をつけることを続けるように勧めてくれました。

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ドキドキしながらも「サインもらってもいいですか?」と勇気を出して聞いた子どもに私もびっくり!しかし、大変快く応じてくださり、サインをしてくださいました。

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思春期真っ只中の中学生男子。
サッカーを極めた一流の大人からの言葉は本当にまっすぐに響いたようです。
記念撮影や握手をしていただき、部屋を出た瞬間、
「北澤さん、いい匂いがした〜」「おれ、頭ポンポンしてもらった」「やばい、手がまだ震えてる」「絶対握手してもらった手を洗わない」とまるで好きなアイドルにキャーキャー言う女子高生のようにはしゃいでいました。

帰り道も夢見心地で目がハートになりながら感動を分かち合いながら駅に向かう中学生たちは本当に素直で可愛い子どもたちでした。

親でもない学校の先生でもない大人からの言葉は本当に彼らに突き刺さったようでした。

お忙しい中、スケジュール調整をしていただいた北澤豪さん、本当に有難うございました。
また、ご協力いただきましたCPサッカー&ライフ・エスペランサの神一世子様、本当に有難うございました。

貴重な体験をした子どもたちのこれからがとても楽しみです。

お疲れ様でした!

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